J Botanical Laboratory

とっても気になっていた’青パパイヤ’を先週’めんそ～れ沖縄展’で
買いました。
黄色いくだもののパパイヤは何度も頂いたことがあるのですが、
野菜の’青パパイヤ’は未だかつて頂いたことがないのです。
炒め物、南国風サラダ、タイ風サラダ、どんなお料理にしようかな～？
と考え中です。

オーストラリアの北部の亜熱帯地方に住んでいた頃は、
パパイヤを毎日のように頂いていました。
そう言えば... パパイヤのことは’Paw Paw　ポ～ポ’と呼んでいました。

亜熱帯地方の家は、庭がとにかく広く、その真ん中に高床式の家が
建っているというのがほとんどでした。
敷地面積は、だいたい２００坪でした。
その大きな敷地の庭には、必ずマンゴの木、パパイヤ、
パッションフルーツ、マンダリン、モンキーバナナ、レモンの木が
ありました。果物をお店で買ったという覚えがないのです。

毎朝食は、庭のフルーツで’大盛りのフルーツサラダ’を作り、
シリアルの上にどっさりと乗っけて、そして最後にヨーグルトをかけて
頂いていました。

マンゴの実は、まだ緑色の頃に収穫をして籠の中で寝かせ
うっすらとオレンジ色になった頃に頂いていました。
一生分のマンゴを頂いたのではないでしょうか...

マンゴの木が２～３本ある家のおばちゃん達は、
自分達では食べきれないので、
緑色のマンゴをダンボールにぎっしりと詰め、
長距離バスのターミナルへ持って行き、大型バスのトランクに
積んでもらっていました。
シドニーやメルボルンに住む親戚や友人への贈り物らしいです。
２～３日かけてバスがシドニーに到着する頃には、
マンゴが食べ頃らしいのです。

’シドニーのバスターミナルに甥がこの箱を取りに来るので
渡しといてね～’とドライバーさんに頼まれていました。
マンゴのシーズンによく見る光景でした。

南国のフルーツの香りのするこの小さな町がとてもなつかしいです。