J Botanical Laboratory

昨晩、早目に夕飯を済ませ母と二人で’祇園祭　宵山’へ行ってきました。
母は祇園祭の町内の出身なので、母と周る’宵山’は一味違うのです。
私達がいつも最初に訪れる場所は、やはり母が育った町内にある’太子山’
この辺りは’長刀鉾’や’月鉾’などのある場所からは離れていて、人もぐっと少なく
静かな’祇園祭’の時間を過ごすことが出来るのです。



太子山の保存会のお家はとても立派で、母曰く元々薬屋さんで樋屋奇応丸（ひやきおうがん　小児用薬）
を作られていたところ’だそうです。



祇園祭の町内の各家には’提灯’が飾られています。



祇園祭の期間中だけ、そのお家の’お宝’をご披露くださいます。
大正時代の’着物’...母がうっとりが眺めていました。母の実家は’京友禅’を家業と
しているので、幼少の頃から母は’たくさんの着物’を見てきたこともあり’着物’には
ちと...うるさいのです（笑）　そんな母がこの着物の前に足を止め何分も目をキラキラと
させながら眺めていたので、それはそれは素晴らしい着物なのでしょうね...



屏風を飾られているお家もあるのです。



遠くの方から聴こえる’コンコンチキチン’のお囃子を聴きながら、人通りの少ない’山’を見るのが
私達の’祇園祭　宵山’です。



京都独特の路地に佇む’町屋’

これ以上はは入れまへんえ～という京都弁が聴こえてきそうです。

祇園祭の町内は、いやはや...ほんま気位の高さを感じます。
The 京都どすな～　でも、そんなところが好きどすえ～

静かな’祇園祭’よろしおすえ～

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