2008年10月28日

動かぬ場所




10月5日の朝日新聞の'be on Sunday'の2面には、’熊野の丹倉神社の巨岩’を始め、
’斎場御獄’’エアーズロック’’カイラス山’’イスラエルの岩のドーム’などの
日本と世界の数箇所の’岩の聖地’の写真が載っていました。

記事の写真と共に'聖地って何だろう。人はなぜ聖地を目指すのか’という文に
目が釘付けになってしまいましたキョロキョロ
思わず、腕組みをし、’ほんまやな~なんでかな~?’と自問してしまいました。
そして、’聖地’というと必ず’岩’が存在し、そこに魅かれて行くのはなぜなのでしょうか?
私の単純かつ簡単な答えは’導かれ、魅かれ、そこを訪れ、こころ癒される’からなのです。

しかし、ばっちりとこの私の質問に答えてくれる文が記事の中にありましたので、
一部をご紹介いたしますね...

’聖地とは何か?’
聖地とは1センチも動かない
聖地とは場所そのものに源があるようだ

’では、その「場所の力」とは何か?’
聖地の多くが’岩石’を起点としている。
’岩石’がむき出しの場所は、地質活動や隕石などの影響を受けて、
特殊な磁場がおきているかもしれないので、’何か’を感じる。
例えば、涙が出たり、体が熱くなったり、竜巻のようなエネルギーを感じたりする。
それは、なぜ?
聖地の岩石は、天の神と地下にいるとされる先祖の魂との接点に触れる場所。
力強く包み込むような優しさに触れ、こころが緩み、本来の自分に戻れる場所。

岩は自分自身をリセットしてくれるそんな’扉’なのでしょう。

そして、最後に書かれていたことは...
'なぜ、今、聖地が注目されるのか?’
全国に3千以上あるとされる熊野神社の総本山、熊野本宮大社の九鬼家隆は言う。

「聖地とは、世の中の’軸’。熊野は古来疫病や戦など乱世にお参りが増えた。
最近も悲惨な事件が相次いでいる。軸にふれて、自分の軸を確かめようと
しているのではないでしょうか」



これは、オーストラリア・カンタス航空の何年か前のコマーシャルです。
曲名は’I still call Australian Home'です。簡単に独訳すると
’世界中のどこにいても何時でも、故郷を忘れないよ’という歌です。
子供達の歌声と映像がきれいなのでご紹介しました。







  


Posted by Hiro at 14:07Comments(0)つぶやき...

2008年10月13日

ありがとう





写真では少しわかりづらいかもしれませんが、これらは毎月YummyさんからFAXで送られてくる私の毎月の運勢が書いてあるのです。
内容は、その月々の運勢、方位取りの場所、方位取りに行く日時、その効果、
厄週間が書いて送られてくるのです。

毎月初めに送られてくるこのFAX送信が待ち遠しく、今月はどんな内容なんだろうか?と
想像しながら、ゴトゴト鳴るFAXの音を聞きながら、この’一枚の紙’を手に取る時は
なぜかわくわくとするのです。

読み終わった後は、必ず目に付く場所にしっかりと貼り、事ある毎にもう一度読み返すのです。
時には厳しい内容も書いてありその部分に、私は必ずラインマーカーを引き
それ見て何度も何度も自分のこころに言い聞かせるのです。

Yummyさんがどこでどんな風に私のことを見ていて、毎月こんなに的確なアドバイスが
出来るのか?ということは、不思議なことに一度も聞いたことがないのです。

こんなことを思ったのは、ごく最近なのです。この事を考えるようになったのは、
毎月の運勢のあとに、厄週間というのを書かれているのですが、
この厄週間というのが、本当にまさしく’厄日’の連続なのです。

一月の間にある、最も困難な週ですが、言葉を変えれば’一番の人生勉強’の週なのです。
’さあ~、あなたなるどうしますか?’と何だか試されている感じです。
しかし、この週を乗り切ると、何だか’少し成長’した自分というものがいるのです。

12行程にまとめたとてもシンプルな運勢表ですが、私はこの’素敵なFAX送信’に
支えられてここまで来れたのかなと思っています。

Yummyさんとは... 野球で言うと’名キャッチャー’です。変化球でも、直球でもどんなボールでも
バシッ!と受け止めて、’ナイスボール’と大きな声で言える人です。
もちろん、名サインも出しピッチャーにナイスボールを投げさし、花を持たせてあげる
謙虚な人でもあるのです。

私の持論ですが、’ヒーラー’とは? その人そのものの存在感。その人の姿を見るだけで
こころが癒されてしまう。声を聞いただけでほっとする。
横に座っているだけで、とてもこころも体も暖かくなってくるのです。
Yummyさんとは、こんな方ですハート

Yummyさん、本当にありがとうございますハート



  


Posted by Hiro at 14:49Comments(0)感謝

2008年10月06日

天川村 洞川散策

先週に引き続き、再び奈良県吉野郡天川村を訪れました。
今回のコースは、洞川温泉を出発し、八幡宮で旅の安全を祈願し、
続いて吉野杉、檜が生育している山道を通り抜け、歩くたびに左右にぐらぐらと
揺れる’かりがね橋’、大原山を通り、一之行場である’とうろうの岩屋’、
河鹿の滝、母公堂、ごろごろ水、龍泉寺、そして最後に、洞川温泉に
浸かりほっこりとしました。
それでは、このコースを写真でご案内させて頂きます。



大峯山麓と天川村の家々




かりがね橋




とうろうの岩屋の外観

岩屋の中は洞窟で、腰を屈めないと前へ進むことが出来ませんでした。
明かりは、私達が手に持っている懐中電灯と、洞窟の中にはお祀りされている
不動明王さんの前にあった蝋燭の明りだけでした。
洞窟の一番奥には、水の行をされたという小さな池がありました。
この洞窟は、行者さんの修行の場所でもありますが、
庶民の祈願の場ともされ邪悪、邪心を捨てる所、封じる所でもあるそうです。





河鹿の滝

この滝は、地元の子供達の遊び場で、写真では少しわかりづらいですが、
木からぶら下がるロープがあり、このロープを使い向こう岸に行ったり、
ロープにつかまりながら急な川の流れを楽しむそうなのです。是非、私も挑戦してみたいです。



滝の向こうの自然のプール



緑と川の流れ

息を呑むほどの感動と、涙が零れ落ちそうになるほどの水の美しさでした。
'ウォーター・マジック’と名づけました。水で出来た杖の一振りで、
私達のこころの中をさっと綺麗に清めてくれたような感覚におちいりました。
’ここに来て良かった’としみじみと思いました。




母公堂

大峯山麓で修行されている行者さんと、その行者さんのお母様が面会できる唯一の場所が
この’母公堂’なのです。安産祈願のお寺でも有名なのです。



龍泉寺


この天川村は、大峯山麓からの雪解け水により豊富な水があちらこちらに湧き出ていて
喉が渇けば湧き水を頂き、少し暑くなればお水で顔を洗い、川に足を浸し
肌もつるつるになり、そして何よりもこころの中が涼しくなり、悩みやストレスが
まさに水で洗い流されました。
私がこの旅で誓ったことは、ちょっとくさいですが...
'少し悲しくなったり、落ち込んだ時は、天川のあの川の青さを思い出そう’と
思っております^^  


Posted by Hiro at 15:50Comments(0)