2012年07月24日

本が届いたよ...

本が届いたよ...



本のタイトル’修道院のお菓子’~スペイン修道女のレシピ~
に惹かれ購入してみました。

スペインには女子修道院だけでも、少なくとも1000はあり、
その中には、昔からお菓子作りを得意としている修道院がいくつか
あるのです。

スペインの女子修道院では、中世の頃からお菓子が作られていて、
そのレシピは長い間、数多くの修道女達の手によって守り続けれられて
いるのです。

当時は贅沢品と言われていた砂糖、はちみつ、小麦粉、卵が修道院には
豊富にあり、作られたお菓子は献上品として扱われてたそうです。

後に、レコンキスタ(キリスト教国によるイベリア半島の再征服運動)により、
キリスト教に改宗したユダヤ、イスラム教徒の人達が修道院に入られたことにより、
今までのシンプルなお菓子が、揚げ菓子、果物の菓子、香辛料入りのお菓子へと
変わっていくのでした。

この様なお菓子が世界中に布教する修道女、修道士達によって、
人々にお菓子の文化が伝えられ、世界中に、大きな影響を与えたのです。
一例として...
スペインの修道院で作られた’カステラ’がポルトガルに伝わり、その後、
日本に伝わったと言われています。

中世の時代は、お菓子は献上品として作られていましたが、時代の変化と共に、
修道院を維持するという活動の一環として、お菓子を’販売’するということが
増えて来ました。それによって、修道院のお菓子が身近になっていくのでした。

現在でも、スペインの人にとって’修道院で作られるお菓子は特別な物’。
憧れと敬意と誇りを持ち愛し続けられているのです。

ひとつひとつ丁寧に作られたお菓子は、中世の頃から変わることなく、
今日もだれかを’幸せ’にしているのです...

この本をじっくりと1ページつづ読み、そして、’幸せ’のお菓子を作って
みたいな~っと思っています。

やさしい本に巡り会えたことに感謝です...

*トリートメントのご予約、ハーブ講座のお申込み、
商品のご購入等は大変お手数ですが、こちらのページから
お願いいたします。
Hiro Natural Therapy  By Hiro











同じカテゴリー(ハーブ)の記事画像
聖書の植物
ハーブを使ったホームレメディー
コロナ予防に’アロマ&ハーブ’をご用意ください
ハーブの日...
この’アロマ&ハーブティー’は役に立ちました!
コロナ対策として揃えておきたい’ハーブティー’

Posted by Hiro at 21:05│Comments(2)ハーブ
この記事へのコメント
素敵な本ですね、私も買おうかな。
私はお菓子作りが好きで、こないだからヨーロッパの昔のお菓子が作りたいと思ってた所でした。
ハーブを入れたお菓子やハーブティーに合う素朴な味のお菓子が好きです。
そんなことを考えてたら、大阪名物の岩おこしを今日知人に頂きました。
何の気なしに食べたら、ハッとしました。
生姜入りで、和のハーブやん!と自分に突っ込みを入れました。
夏でも冷え性気味なので温めるハーブを引き寄せたのかもしれません。
Posted by まみ at 2012年07月24日 23:29
コメントありがとうございます。

お菓子作りがお好きなのですか~ 素敵です^^

岩おこしにはショウガが入っているのですね~身体温まりますね~
Posted by Hiro at 2012年07月25日 14:18
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。